
こんにちは。サイト管理人の白畑(@dousoukaida)です。
家を買う場合、ほとんどの人が住宅ローンを組むことになります。
ブラックリストの人も家を買う際に、住宅ローンを組めないとマイホームを買うのは難しくなります。
この記事では、
- ローンが組めないけど家が欲しい。
- 超ブラックでも住宅ローンを組みたい。
- ブラックリストでも住宅ローンを通す方法を知りたい。
という方へ向けて、ローンを組めない人が家を買うにはどうしたらよいか、ブラックリストでも家を建てれるのかという疑問にお答えします。
ブラックリストでも家を買う方法や、ブラックOKな審査の甘い住宅ローンはあるのかについて気になる方は、参考にしてみて下さい。
もくじ
ブラックリストでも住宅ローンで家を建てる(買える)方法はある?
ブラックリストに載っても住宅ローンを組めたり、家を買うことができる可能性はあります。
もちろんブラックであることは審査でマイナス評価となるので、審査に通らない場合が多いことが前提です。
ただブラックといっても、人によって信用の度合いに違いがあり、その違いが評価に影響します。
つまりブラックでも住宅ローンを組める人と判断されれば、審査に通れるということです。
そこで重要となるのが、住宅ローンの審査に通りやすくなる方法やコツを掴むことなので、次の項で見てみましょう。
ブラックでも住宅ローンの審査に通る(家を買う)コツ・方法
頭金を多めに用意
ブラックリストでも住宅ローンの審査に通るには、頭金を十分に揃えて審査を受けるのが得策です。
ブラックでも住宅ローンを組むのなら、頭金が多ければ多いほど、必要な融資額は少なくなり、必然的に審査が通りやすくなります。
手持ちの資金の割合を、融資希望額に対して増やすことで、家を買える可能性が上がります。
もちろんブラックというマイナスポジションからのスタートなので、通常よりも多く資金を用意しておいた方が良いでしょう。
頭金を多めに用意することで、金融機関に対して「計画的で貯蓄のできる人」といったアピールにもなり、融資に関して前向きな検討に入るはずです。
住宅に抵当権を設定する
抵当権とは、住宅ローンなどを借りるときに、購入する住宅の土地と建物に金融機関が設定する権利のこと。
新しく建てる家に抵当権を設定することで、融資を行う金融機関にとって比較的貸し倒れのリスクを少なくすることができます。
仮にもし借り主がローンを返済できなくなっても、買った家を売却して返済に充てることができるからです。
銀行などのローンを提供する金融機関は、抵当権によって優先的に返済が受けられるので、リスクが少ないわけです。
裏を返すと、審査担当者に「ブラックでも抵当権があればローンの返済に期待できる」と、判断される可能性があります。
このように、頭金を余裕を持って多めに用意したり、抵当権を設定することで信用を高めて住宅ローンの審査を通りやすくできます。
返済の実現可能性を上げる
ブラックでも住宅ローン審査に通るためには、返済の実現可能性を高めることも重要です。
安定収入をアピールする収入証明書や職歴を整えることで、説得力が増して、審査に通る期待が増します。
住宅ローン審査では、「返済負担率」が重視されます。
これは、年収に対する年間返済額の割合を指し、基準を超えると返済が滞りやすいと判断され、審査通過が難しくなります。
他の借金があると、住宅ローンの返済との兼ね合いで月々の支払いが膨らむ可能性があります。
したがって、早めにクレジットカードのキャッシングや自動車ローンなどの借入れを「完済」することが重要です。
こういったポイントを踏まえ、要点を抑えて申し込み先を絞り込むことで、家が買えるローンの実現を手繰り寄せられます。
ブラックリストとはどんな状態?
信用情報に金融事故の記録がある状態
ブラックリストは実際にそのような名前のリストがあるわけではなく、信用情報に過去における借入の金融事故が記録されていることをそう呼びます。
例えば、延滞を度々繰り返したり、ローンの返済が遅れて信用に傷がつくなどの状態です。
ローンやクレジットカードは、審査を行う際に信用情報に照会が行われます。
基本的に信用情報に金融事故の記録があると、銀行での借入が難しくなりますが、銀行融資の審査基準に関しては以下の記事で詳しく解説しています。
延滞や債務整理の異動情報が記録される
信用情報には個人情報や過去のローン契約、支払いに関する情報と異動情報などが記録されます。
異動とは延滞や保証の履行に破産と、融資を提供する側にとってはネガティブな情報です。
債務整理関連の情報も記録されてしまうので、お金に関する借り入れ状況が全て見られます。
借り入れの実績がない人は、それはそれで信用が小さいですが、ブラックリストは借り入れ実績があると共に信用が致命的です。
その為、少額を借りようとされるだけでも審査で弾かれてしまいますから、傷ついた信用を取り戻すことが不可欠な状態ともいえます。
ブラックの住宅ローンの審査は厳しい?
ブラックへの融資は慎重に審査
住宅ローンは融資の金額が大きいので、ブラックだとそれだけ金融機関は慎重に精査したり融資の可否判断に時間を掛けます。
明らかに返済能力がなかったり、返済の意思が感じられない人は、直ぐに融資の否認が判断されるでしょう。
過去に起こした金融事故が小さい人だと、審査してもらえる可能性はありますが、それでも家を買えるかどうかといえば厳しいです。
信用情報の回復を待つ
ブラックの人が住宅ローン審査の通過、住宅の購入を目指すには、信用情報の回復を待つのが有効な手段です。
信用情報が回復するまでの期間は、通常最後の返済日から5年といわれているので、5年間待つことで審査が通る可能性が高まります。
ただし、裁判に持ち込まれると信用回復までの期間が10年延長されてしまい、信用が戻らないこともあります。
そのような状況に陥らない為には、誠意を見せて信用の傷を最小限に抑えたり、ブラックでも可能性のある住宅ローン審査に挑戦するのが現実的です。
フラット35はブラックOKな住宅ローン?
フラット35とは、住宅金融支援機構が提供する長期固定金利の住宅ローンです。
比較的に通りやすい住宅ローン
フラット35はブラックでも審査に通る可能性があると言われており、数ある住宅ローンの中でも審査が甘いイメージです。
金利も1.300%~2.030%(2020年5月)と低金利となっています。
ただフラット35も信用情報の照会を行うので、ブラック状態で無条件に審査に通るわけではありません。
住宅金融支援機構が照会する信用情報はJICCと全国銀行個人信用情報センター(KSC)なので、これらの信用情報にネガティブな記録がなければ良い答えの期待が高まります。
債務整理などを経験すると、向こう5年間は事故を含めた信用情報が残りますから、5年の経過を待つのが賢明です。
ブラックで審査通過のケースもある
ただフラット35は債務整理から5年が経過していなくても審査に通過したケースもあるので、現在ブラックで住宅ローン審査を検討している人におすすめです。
ブラックでもフラット35だと住宅ローンを組めた人がいるのは、頭金などの自己資金が多く、収入に不安を感じさせない安定した企業に勤めているなどの理由が挙げられます。
そしてフラット35はローンを組む人よりも物件の価値を重視する傾向がありますから、民間の金融機関と比べて人の審査が甘いとされています。
ARUHIのフラット35もおすすめ
住宅ローンの審査が不安な方におすすめの商品として、ARUHIのフラット35があります。
ARUHIフラット35の審査基準
ARUHIフラット35の、明確な審査基準は公にされていませんが、下記の条件に問題がなさそうな方は、試しに申し込みをしてみるのも良いでしょう。
- 毎月の安定した収入がある。
- ブラックになってから5年以上の期間が経っている。
- 頭金の用意がある。
ブラックOK、ブラックでも通る住宅ローンと断言することはできませんが、上記のような条件を満たしていれば、審査に通れる可能性があります。
持ち家がある方は住み替えコンシェルジュがおすすめ
ARUHIの住み替えコンシェルジュは、持ち家を売却して、新居への住み替えをするまでのサポートをしてくれるサービスです。
おすすめポイントには、以下のものがあります。
- 住宅ローンが残っていても相談できる。
- あなたが購入できる物件の価格が分かる。
- 自宅の売却額を事前に査定してもらえる。
家を売る前に新しいローンの審査もできるので、詳細は以下の公式サイトをご確認ください。
まとめ
ブラックの人は住宅ローンの審査に通るのが難しいですが、可能性はあります。
対策として考えられるのが頭金の用意と抵当権の設定です。
頭金は多ければ多いほど審査に通りやすくなりますし、抵当権は保全性の高い家のものであるほど、審査での評価が高くなります。
その他には信用情報が回復するまで5~10年間、住宅ローンの審査を待つという方法も考えられます。
「住宅ローンが組めないけど家が欲しい」
という方もいるでしょうが、ローンを組まずに家を購入するには手元の現金も減りますし、リスクが高いため信用情報の回復を待つことも考えましょう。
ブラックの程度が軽い方であれば、「フラット35」など各社の判断による住宅ローンに申し込むのも良いかもしれません。
コメント