
プリペイド携帯は前もって料金を支払う方式の携帯のことで、短期滞在の旅行者や着信専用などの用途で活用されます。
チャージ分を越える利用はできないので、子供や自身の使い過ぎを防ぎたい人にも人気です。
また信用情報がブラックで携帯契約の審査に通らない人にとっても、審査なしでもてる携帯としておすすめです。
ここではプリペイド携帯の審査・手続きの詳細や、おすすめのプリペイド携帯についてまとめています。
その他、携帯電話・スマホの契約をしたいけれど、審査が不安という方には審査の甘いおすすめの格安スマホ会社についても解説しています。
もくじ
プリペイド携帯は審査なし?
プリペイド携帯は通常の携帯電話・スマホのような審査をせずに持つことができます。
基本的に信用情報や属性の審査はありませんが、その手続きについて詳しく見ていきましょう。
モノによって本人確認書類の提出が必要
プリペイド携帯の利用に契約が必要かどうかはモノによりますが、悪用を防ぐ為に本人確認書類の提出が求められます。
ただし、審査なしのプリペイド携帯だと銀行口座もクレジットカードも不要ですから、ブラックで通常の携帯の契約が難しい人でも安心です。
審査落ちの心配がない安心感は何ものにも代えがたいので、改めてプリペイド携帯は魅力的だといえるでしょう。
コンビニや家電量販店で買える
コンビニや家電量販店で売っているプリペイドSIMは提出書類なしで簡単に持つことができますが、それとは別に端末を自分で用意することになります。
プリペイド携帯は審査なしで特別な契約は不要ですから、当然ながら違約金が発生する恐れも皆無です。
使う予定の分だけ、前払いで料金を支払うのがプリペイド携帯なので、利便性が高く確実に利用できるので便利です。
審査落ちはブラックの人でも精神的にきますから、審査を受ける度にネガティブになったり、審査なしならどれほど良いかと思いがちです。
審査落ちとは無縁
プリペイド携帯の契約では、そもそも審査がないので審査落ちとは無縁です。
プリペイド携帯とはつまり、ブラックで携帯の審査が受けられなかったり、受けられても審査落ちの可能性が高い人の味方です。
プリペイドのスマホならアプリが使えますし、利用期間を自由に決められるので、使いたい時に使える端末として機能します。
対応端末は新旧揃いで選べますから、予算や希望と相談しながら楽しんで選択できます。
ブラックだとあれこれ諦めなければいけませんが、携帯すら持てないとなれば日常生活が不便です。
しかしプリペイド携帯は諦める必要がないので、携帯を持ちたいと考えている人に朗報です。
プリペイド携帯のおすすめ(審査に通らない人向き)
プリペイド携帯がおすすめなのは、ブラックで審査に通らないといった人です。
プリペイド携帯でおすすめなのが、ソフトバンクとauのプリペイド携帯です。
ソフトバンクのシンプルプラン
市販の携帯でおなじみのソフトバンクとauもおすすめですが、ソフトバンクのシンプルスタイルには審査があります。
シンプルスタイルの審査は加入審査と呼ばれるもので、過去に契約履歴があってトラブルを起こしていないかどうかが確認されます。
通常の携帯の契約における審査とは違い、それほど厳しくありませんから、ソフトバンクと契約したことがないなら心配無用です。
SMSが使える上に、メールはし放題の太っ腹ですから、通常の携帯と比べても使い勝手に遜色はないでしょう。
⇒ シンプルスタイル(プリペイド携帯電話)をご購入するお客さま | オンラインショップ | ソフトバンク
auのぷりペイドは審査なし
※auのぷりペイド携帯は、2018年11月に新規申し込みを停止し、2021年12月15日にサービスを終了します。
対するauのぷりペイドは審査なしで使い始められる点が魅力です。
基本使用料は無料で、使った分だけチャージ分から引かれる仕組みになっています。
通話可能なエリアは全国で、固定電話やぷりペイド以外の携帯、PHPとも勿論通話可能です。
しかも、SMSが利用できたり海外とも通話OK、何時でも通常のau携帯に変更できるなど魅力が満載です。
チャージはプリペイドカードで
プリペイド携帯のチャージはソフトバンク、auのどちらもプリペイドカードで行う形ですが、最低3,000円あたりからとなっています。
カードには有効期限が設定されているので、購入したら忘れずになるべく早くチャージして使うのが良いでしょう。
auのプリペイドで注意が必要なのは、SMSは可能でもメールは使えないことです。
無料のメールアドレスを持っていれば、それを連絡手段として使えますが、キャリアのメールアドレスが欲しい人には不向きです。
ちなみに、SMSはどちらも同じキャリアの携帯に対してのみ送信可能で、他社とは受信のみ対応しています。
ソフトバンクは加入審査が少し気になる一方で、USIMの差し替えで市販の端末が使えたり、メールし放題が提供されるメリットがあります。
いずれもブラック向けのプリペイド携帯で、利用開始のハードルは低く、通常に限りなく近い携帯の使い勝手が得られます。
格安SIM(スマホ)はブラックでも契約できる
格安スマホはブラックでも契約できることに価値があります。
多くある格安SIMの会社からおすすめの3社をまとめて、紹介します。
1.ラインモバイル
ラインモバイルはWebで申し込むタイプのMVNOで、最短当日SIMカードが発送されるのが特徴です。
SIMカードを差し込み電話番号の引き継ぎを決めたら、Webで手続きを進めていく流れです。
本人確認審査はあるものの融資の審査とは違うので、申し込みの内容に不備がなく、本人確認が取れればクリアできます。
支払い方法はクレジットカードとLINEペイの2種類で、LINEポイントを支払いに充てることも可能です。
ブラックだとクレジットカードの用意は難しいですが、LINEペイなら銀行口座やATM、現金といったチャージ方法があるので大丈夫です。
2.楽天モバイル
楽天モバイルは、楽天回線エリアであればデータが無制限に使える新料金プラン「Rakuten UN-LIMIT」が話題になっています。
月額2,980円からの格安SIMで、最低利用期間や解約金の縛りがなく、先着で契約から1年間の月額料金無料キャンペーンをやっています。
ただ楽天回線エリアは東京や大阪などの大都市部周辺地域となっており、それ以外はパートナー回線となるため、月間5GBまでとなります。
クレジットカードの他、口座振替での契約もできるので、クレジットカードがない方や審査が不安な方におすすめです。
3.ワイモバイル(Ymobile)
ソフトバンク系のワイモバイルは、街の身近なショップや取扱店か、オンラインストアで契約を始めることができます。
新規契約の場合は、本人名義のクレジットカードと本人確認書類、認印を含む印鑑を用意します。
カードを持っておらず、口座振替で支払いたいなら、キャッシュカードや通帳と銀行の届け印が使えます。
契約時に加入審査はありますが、各社のブラックリストに含まれていなければ、そこで弾かれる恐れは小さいと思われます。
むしろ、契約できないケースの大半は書類の不備や名義のミスマッチですから、1つずつ確認して書類の提出を行えば契約の確実性がアップします。
同一世帯で複数階の契約履歴がある場合も、同様に弾かれやすくなるので、この点も問題がなければ前向きに契約の申し込みができます。
大手キャリアの携帯・スマホで審査落ちになる理由
大手キャリアの携帯やスマホの契約で審査落ちする理由は、スマホの分割払いの審査で返済能力が十分でないと判断されることです。
審査時に信用情報の照会がある
分割払いの契約は専門用語で割賦販売契約といいますが、審査時に信用情報機関に照会が行われるので、借り入れで未払いなどがあればブラックとみなされます。
他にも、過去に携帯の利用料を滞納していたり、トラブルを起こして強制的に解約された履歴も審査に響きます。
大手キャリアの契約や信用情報は、長期的に保管されたり共有が行われているので、他社で未払いで滞納したことがあると、他で契約を申し込んでも審査で落とされます。
滞納分がそのままの状態は信用情報に傷がついた状態が続くので、本気で契約を望むなら未払い分を支払うことが先決です。
クレジットヒストリーも審査対象?
携帯やスマホの利用で心当たりがない場合は、それ以外の理由でブラックと判定されている可能性が大です。
最も考えられるのはクレジットカードで、いわゆるクレジットヒストリーに傷があると審査落ちになりやすいといえます。
逆にクレジットヒストリーに履歴がない人も、信用を評価する情報が不足するので、ブラックでなくても審査で落ちやすくなります。
更に支払い能力が低く評価されるほど収入が厳しかったり、携帯やスマホの不正利用も理由になり得るので要注意です。
まとめ
プリペイド携帯は通常の携帯・スマホ契約のような審査をせずに持つことができます。
モノによっては本人確認書類などの提出が必要ですが、それでも大手キャリアのスマホ審査よりはずっと簡単な手続きとなります。
信用情報の審査が不安な人はプリペイド携帯の他に、格安SIMもおすすめです。
大手キャリアの審査と違い、格安スマホの一括払いなら信用情報のチェックはなく、月額利用料もお安くできます。