
車を買うときにはカーローンを組むのが一般的です。
しかしブラックリストの人は、ブラックでもローンで車が買えるのか不安になるもの。
それでも審査に通りやすいローンを選ぶことで、ブラックでも車を買うことはできます。
この記事では下記の内容についてまとめました。
- ブラックでも車を買う方法
- ブラックでも車が買えるローンや店の選び方
- ブラックリストとは?
あなたがカーローン審査に通るかどうかを診断してもらえる「クラウドローン」についても紹介しているので、是非参考にしてみて下さい。
もくじ
ブラックでも通る自動車ローン(自社ローンとは)
ブラックでも車を買う方法は、自社ローンを利用することです。
自社ローンはブラックでも車が買える方法
自社ローンは中古車を買うときに、金融機関ではなく、販売店が貸してくれるローンのことで、ブラックでも通る可能性の高いカーローンといえます。
自社ローンは、金融機関を通して組むローンではないので、あなたがブラックリスト入りをしていても基本的には審査に関係ありません。
まずはブラックでも車を買える店、つまり自社ローンを使える販売店を探すことからスタートします。
自社ローンを実施している販売店はあまり多くないので、具体的な探し方を解説していきます。
中古車の販売サイトで検索(新車は買えない)
自社ローンを効率的に探したいなら、中古車の販売サイトを利用して自社ローンを取り扱っている販売店を検索すると良いです。
有名な中古車販売サイトとして有名なところに「カーセンサー」や「goonet」があります。
サイト内の検索窓で「自社ローン」の単語で検索すれば、自社ローンを取り扱っている販売店がピックアップされて表示されます。
自社ローンで新車を買うことは基本的にできないのですが、中古車ならブラックでも買える可能性があるといえます。
返済プランや手数料などの契約内容を確認
自社ローンの契約内容には、返済プランや手数料を含めた本体価格以外の金額も提示されますから、全てチェックして疑問点が出たら問い合わせをしましょう。
自社ローンの契約に問題がなさそうなら、希望の車を選択して、見積もりを申し込むことができます。
いくらローンを組めるからといって、気を緩めて無駄な出費を増やさないことが大切です。
自社ローンの審査に必要な書類
自社ローンに必要な書類として一般的なものは、以下の2つです。
- 運転免許証の写し
- 収入を証明できる書類
必要な書類に関しては、販売店や審査状況によって、細かな違いがあるかもしれません。
源泉徴収票が手元になければ、勤務先に再発行の依頼をすることになるので、前倒しするつもりで早めに準備しておくことが大事です。
審査結果が出るまでの時間は、店や条件によって異なりますが、3日以内になることが平均的です。
審査では信用情報の照会をしないので、その分だけブラックでも通りやすいといわれています。
審査は特に厳しいわけではなく、問題なく返済できそうな収入があれば通過できます。
自社ローンに代わるおすすめな方法にクラウドローンがあり、そちらはあなたの条件に合わせたローンを提案してもらうことができるので、チェックしてみて下さい。
保証人が必要な販売店もある
一方、契約の際に保証人を立てなければならない販売店も少なくありません。
普通は兄弟などの身内を指名しますが、保証人は雇用されて収入を得ている必要があります。
単なる友人や働いていない人だと、審査を通過できない可能性が高くなりやすいです。
このような手順を踏むだけですんなりと借りられるケースが多いですが、通過が100%保証されているわけではありません。
誰でも通る自動車ローンは、この世に存在しないと覚えておくことが大事です。
金融機関を通さないことは確かですが、その分だけ店側でしっかりと精査することになります。
一般的なカーローンでは車が担保となり、保証人が不要の場合もありますが、カーローンと保証人の設定に関してはこちらのページを参考にして下さい。
⇒ 「保証人って必要?」「付けられない場合の対策は?」自動車ローンと保証人|中古車のガリバー
販売店ごとの条件だからブラックOK
カーローンのなかでも自社ローンの審査は、販売店ごとにオリジナルの条件を設けており、実際の傾向を掴みにくくなっています。
ただ信用情報に情報照会をしないので、ブラックであることが審査に関係しないことだけは共通です。
自社ローンで月ごとの支払額をシミュレーションするときは、手数料を入れるのを忘れないようにしてください。
たいていは返済額が1カ月あたり5万円以内で、手数料は多くても20%ぐらいに設定されています。
手数料が5%の販売店も見受けられるので、できるだけ多くの候補をチェックしたほうが良いです。
一方、期間に関しては長くても36回という限度などがあるため、返済のスパンを計算に入れると購入できる車は自然と減っていきます。
100万円を借りるだけでも手数料などを加えると、返済の総額は120万ほどにアップするので気を付けましょう。
自社ローンとは別物になりますが、ブラックでも借りれる金融会社の紹介もこちらのページで解説しているので、参考にしてみて下さい。
返済プランの選択が重要
自社ローンでは自分が無理をすることなく、完済できそうなプランを選択しなければなりません。
金融機関を通さない分だけ油断してしまい、返済への見通しが甘くなるケースも少なくありません。
そうすると後で苦労することになるため、先に完済までのスケジュールを検討しておくことも大切です。
2年や3年の計画で利用する人が多いですが、返済能力に自信がある人はもっと返済ペースが速いプランがないか尋ねてみましょう。
自動車ローンで審査落ちのブラックリストとは?
信用情報に金融事故の履歴が載っている人のことを、俗に「ブラックリスト」と言います。
一般的な自動車ローンの審査では信用情報の照会が行われるため、信用情報がブラックだと確実に審査落ちとなります。
ブラックリストになる理由(延滞・任意整理など)
ブラックリストに登録される理由として、いくつかの金融事故がありますが、代表的なのはキャッシングやローンの支払いの延滞です。
携帯電話の料金やクレジットカードの支払いを滞納した場合に登録されるケースも見受けられます。
その他に、任意整理や自己破産といった債務整理や、保証会社に返済を代行させる代位弁済もブラックの対象になります。
これらに該当する人は複数の条件を同時に満たしているケースも少なくありません。
ブラックになる絶対的なデメリット
ブラックリストに登録されると、絶対的なデメリットが生じるので気を付ける必要があります。
例えば金融機関でローンを組めなくなったり、クレジットカードを発行できなくなったりすることが多いです。
金融機関は信用情報に登録されるデータベースを共有しており、そこにいったんブラックリストの情報を入力されてしまうと当面の間はそのような状態になってしまいます。
ブラックリストの情報はすぐには消えないので、資金繰りに関しては苦労を強いられることになるでしょう。
具体的な期間は公開されていませんが、おおむね5年以上は残ると考えられています。
10年近くローン審査に通らなくなるケースもあるなど、ばらつきがあることを覚えておきましょう。
ブラックOKのマイカーローン(オートローン)はなし
マイカーローン(オートローン)で、ブラックOKのローンはありません。
マイカーローン(オートローン)は金融機関を通して利用するものです。
必ず通るオートローンはなく、ブラックの人は基本的に利用できないと考えておいたほうが良いでしょう。
マイカーローンは信用情報の照会あり
マイカーローンは自社ローンとは違い、基本的に「CIC」や「JICC」などの信用情報をチェックしたうえで判定が行われます。
つまりマイカーローンの審査では、相手にブラックであることがバレてしまうということです。
マイカーローンはブラックリストに登録されている時点で、通過するのはかなり厳しいというのが実情です。
返済能力が重要なマイカーローン
マイカーローンはこれから長期的に返済していくことになるので、それが可能な人物かどうか細かく調べなければなりません。
複数の項目を確認していき、支払いに関して問題がないと判断された場合にのみ利用できるのです。
収入が安定していないという理由で、マイカーローンで審査落ちになることも珍しくありません。
もちろん書類の不備などで落とされる人もいますが、ブラックリストと分かれば他の条件を吟味するまでもなく却下される可能性が高いです。
銀行によっては、公式サイトであなたの属性に合わせたマイカーローン診断をしてくれるところもあります。
⇒ マイカーローン5秒診断(借り入れ可能かチェック)|横浜銀行
新車を買える方法?最短3分で診断可能な「クラウドローン」
カーローン審査が不安なあなたにオススメ
クラウドローンとは、会員に登録するだけで複数の金融機関から提案を受けられるサービスです。
会員登録は無料で、車を購入する際のローンを提案してもらえます。
登録するだけなら名前は不要で、具体的なシミュレーションを実施できるというメリットがあります。
クラウドローンの流れ(名前不要で無料登録)
クラウドローンでお金を借りるまでの流れは、特に難しくありません。
まず10を超える項目について質問が用意されているので、すべてに目を通してしっかり答えていきましょう。
質問は特に難しいものはなく、年齢や配偶者の有無という一般的な内容ばかりです。
プレッシャーを感じる必要はありませんが、事実と異なる回答をすると適切な提案が届かなくなる恐れがあるので注意しましょう。
そうして会員登録をすることで、金融機関から提案を受けられるようになり、そのなかから自分に適しているものを選んで申し込むだけです。
申込み後に審査
クラウドローンの提案に申し込み後、審査に通過すればお金を借りられるようになります。
提案されたからといって全て審査に通過するわけではなく、提案された加盟銀行での本審査で審査落ちする可能性はあります。
提案してくる金融機関は、住んでいる都道府県によってさまざまです。
言い換えると、居住エリアの差によって提案内容が変わるので、多かれ少なかれ運の要素もあるということです。
なお、クラウドローンで利用できる自動車ローンの金利は一定ではありません。
金融機関によって異なりますが、5%までに収まるのが一般的で、2%ほどのものもあるので、限度額も考慮したうえで判断しましょう。
名前不要で無料登録
まとめ
中古車販売店が独自でやっている自社ローンであれば、ブラックでも中古車を買える可能性が高いです。
信用情報のチェックがない自社ローンに比べ、ブラックリストだとマイカーローンにほぼ通らないため、特に新車を買う方法は少なくなりますし、誰でも通る自動車ローンというのはありません。
また記事の最後にお伝えしたクラウドローンを利用すれば、ブラックリストでもマイカーローンで借りるチャンスがあり、新車が買えるチャンスはあります。
クラウドローンは会員登録をすることで、自分の希望に沿ったローンの提案を受け取れるサービスです。
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