COMMENT

高遠菜穂子 イラク人道支援ワーカー Longver.

一番そこにいないといけない人がいないから起きた奇跡のリユニオン。
過去に流れる物語なのに、鋭利なナイフで「今」をえぐり取っているようでもあり、淡々と友がいることの大切さを僕らに伝えているような映画でもあった。
戦争から生まれる嘘と笑いと涙を、丁寧に一つひとつ届けてくれるとても良質な作品だ。

ロバート キャンベル日本文学者

友はそんなに沢山はいらない。 お互いの根っ子を知っている奴が本当の友だろう。
こんな友が自分にはいるかな?と一寸ばかり心配になった。
そんなことを考えさせてくれる、そしてアメリカの光と闇まで感じさせてくれる深くて静かな感動をもらえた。
感謝!

小堺一機

ベトナム戦争、湾岸戦争が残した痛みを、三人の主人公の旅を通して時には物悲しく、時にはユーモラスに描いている。
30年後に再会した退役軍人の三人の掛け合いが演技を感じさせずとても自然で見事!

森本毅郎キャスター

戦争をやらないと成り立たないアメリカという国の悲劇。
アメリカ海軍の同僚3人は、戦争のメカニズムの欺瞞、敵は、むしろ自分の国だったりする真実を知っている。
30年後に再会する男たちの共感が、静かに語られる。今の日本人必見の映画だ!

吉田照美フリーアナウンサー

日本の「戦争を知らない子供たち」はもう70才。
アメリカの同世代はベトナム戦争・イラク戦争を体ごと知っている。
人生という不確かなブーメランは、同じ場所へはもどらない。
だけどそこに居てくれる友達ってヤツはいいものだ。
損得抜きで旧友・悪友・親友は人生を歩む心強い杖になってくれる。

高田文夫放送作家

十一か月前に愛妻を亡くした主人公のもとにイラク戦争に従軍していた一人息子の戦死広報が届く。なんともやりきれない幕開けだが、彼がベトナム戦争時代の戦友二人に遺体介添えを頼み、三人旅が始まるところからドラマは意外な方向に進む。
ユーモアをまじえながらも、いまだ戦争の傷を癒やし切れていない中年男たちの哀愁が、見る人の心を揺さぶる。

那須正幹作家/「ズッコケ三人組」シリーズ

重いテーマではあるけど流石、かつて40歳の童貞男。
今回は喪失が19歳だったけどそんな暴露で友情を深めていた。
まだ闇じゃないってディランも歌っているからさ。

みうらじゅんイラストレーターなど

“ユーモアと切なさ“持って、あの頃の友とこんな旅してみたいな。
でも、僕にはそんな友いないから、またこの映画見よっと。

花くまゆうさく漫画家・イラストレーター

「たとえ家族がいたとしても、誰もがいつかはソロに戻る」。
その自覚と覚悟がもっとも足りないのが日本の中高年男性である。
が、それは決して絶望の未来ではない。そんな未来のあなたを支えてくれるのは、 あなたの過去の人生が紡いだ「人とのつながり」だ。
この映画には、人生100年時代を生き抜くための温かいヒントがある。

荒川和久独身研究家/「超ソロ社会」著者

リチャード・リンクレイターの映画はいつも人間味に溢れていて、“時間”のかけがえのなさを感じさせる。
「さらば冬のかもめ」の30年後を描いた本作も(正式な続編ではないとの事ですが)、戦争というものを語りながら、人間臭く楽しくて切ないロードムービーでした。

福星英春漫画家

「心から恨んでいるものは、大昔の自分の愚かさ」だと断言していたサルが、「辛かった」と本音をぶちまける場面。
帰還後は自由に楽しく生きているように見えた彼の心の傷があまりに深いことに、こちらまで胸が痛くなりました。
イラクで強張った顔をした若い米兵たちを思い出しました。
私たちは、兵士を讃えながら、どこまで彼らを理解しているといえるでしょうか。

高遠菜穂子イラク人道支援ワーカー

事実を語り、それを知る。
作り事を語り、それを信じる。
かたちは違えど、俗者も聖者も語る愛は同じ。
過去を共有する男たちの関係性に浮かび上がる絆。
その深い、深い温かさに心が震える!

相馬学映画ライター

ユーモアと苦味が入り交じる、寄り道だらけの人生模様。
親密でありながら決してべたつかない主人公3人の絶妙の距離感、そして旅の終着点の厳かさがじわりと胸に染みる1作だ。

高橋諭治映画ライター

30年ぶりに再会した3人の中年男。
彼らにとっての同窓会は予期せぬ旅。
リンクレイター監督らしい絶妙な会話劇から、ニューシネマを思わせるビターな叙情とユーモアが滲み出る。
最後に流れるボブ・ディラン「Not Dark Yet」は、人生を闘ってきた男達の挽歌だ。

村尾泰郎映画/音楽ライター

2回泣いちゃいました。
ブライアン・クランストンは目尻のシワまでヤンチャで素晴らしい。

落合有紀編集者/ライター

後戻りできない過去と、行く手の定かでない未来の狭間で、時の流れに翻弄されるミドルエイジの男たちの姿が、しみじみと胸にせまる。

門間雄介編集者/ライター

これは、リンクレイターなりの戦争映画。
ふたつの戦争、そしてアメリカ合衆国と星条旗をめぐる3人の思い。
映画は、正解を導くわけでもなく、繊細に、実直にそれを描き出す。

月永理絵映画酒場編集室

スティーヴ・カレルらが少年のような顔を見せるのは、さすがリンクレイター。

萩原麻理SPUR7月号より

悪ガキに戻ったオヤジたちは、ふたつの戦争で刻まれた喪失感を抱えつつ、ときにばか話に興じながらアメリカ東部を渡っていく。
心にぽっかりあいた穴を温かい友情とユーモアで癒していく心の旅だ。
ボブ・ディランの名曲「ノット・ダーク・イェット」の余韻も深い。
(メンズノンノ7月号より)

森直人映画ライター

名優揃いの掛け合いが、うらぶれた道中記に気のおけないユーモアやしっとりとした情緒を醸し出す。
俊才リンクレイターの新境地。

後藤岳史FIGAROjapon7月号より

素敵なロードムービー。
最後の最後に助けになるのは、拠り所。
宗教、国、友達、陳腐に思えた慣例でさえそう。

Filmarksより

戦死した息子の遺体を引き取りにいくという、想像を絶する悲しい出来事から始まる戦友3人のロードムービー。
やがて戦争によってもたらされた心の傷があらわになるが、そこから立ち直っていく糸口が描かれるのがこの映画の凄いところかもしれない。
バラバラに思えた三人が結束を固めていくさまが実に楽しく、戦友たちの絆にも泣かされた。

Filmarksより

何十年も会っていなかった旧友との再会。
しかし過去に共有したものは変わらない。
旅を共にするその目的はびっくりするぐらい重いし悲しいのに、旧友だからこそこうなれる。という救いがあってよかった。

Filmarksより

★★★★
大きな人間性と愛に溢れた作品

The Washington Post

最高に面白く感動する!

Times

友情を改めて考えさせられる心温まる作品

Huffington Post

とても面白く、深く、感動を覚える作品

Little White Lies

素晴らしい俳優たちと数時間一緒に過ごすことができる作品

Deadline Hollywood Daily

敬称略、順不同

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